ベトナムより YUI'S VOICE


ベトナム、ホーチミンに来ています!


人生初、ベトナムに降り立ちましたが、ホーチミン市にあるサイゴン シンフォニーオーケストラの演奏会で、ヴァイオリニストの姉といっしょにブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための二重奏協奏曲」を演奏させていただきます。

姉とはトリオはもちろん、なんだかんだデュオは小さい頃から発表会や祖父母のいる病院だったり施設だったりでもたくさん弾いてきているのですが、2人の密かな夢であったブラームスの二重奏協奏曲が実現でき、とても嬉しいです。

ヴァイオリンとチェロの二重奏作品の中でもコンチェルトは一番大きな作品ではないでしょうか。

そして自分にとっても、ドイツ・ハンブルグで勉強していた頃に「ハンブルグにいたブラームスはなぜチェロ協奏曲を残してないんだ…」なんて思っていたら、この二重奏協奏曲を聴く機会があり、冒頭のチェロのどソロではじまるこの作品に惚れ込んだのを覚えています。

いつか姉と弾けたらな〜、とも密かに思っていました(笑)。

今日初めてオーケストラとの合わせがあり、なんとこのオーケストラの練習時間が朝の8時30分スタート(笑)。

なかなか早朝リハーサルなオケだな、と思いつつも早起きして行ってきましたが、おかげで半日しっかり観光もでき、かなり充実した時間を過ごせています。

朝8時半からブラームスもなかなか神経が起きてくれないですが、明日も朝8時半から頑張ります。


オーケストラのみなさんもとっても穏やかで、あたたかい雰囲気の方々でした。

姉とも話していたのですが、ベトナム人、基本みんな笑顔で生活していてなんだか本当に心にユトリがある感じがします(交通状況を除いて。凄まじい数の原付バイクに何度も衝突されそうになりました。笑)

大変な歴史を乗り越えたベトナムならではの国民性なのか、雰囲気なのか、いる間にもう少しベトナムのことも勉強して帰ろうと思います。

そしてしっかりとベトナム料理も食べまくって帰ります。

パクチーバンザイ!


荒井 結

Yui Arai Tokyo cello recital

荒井 結チェロ・リサイタル実行委員会のオフィシャルサイトです。

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